お江戸の人口
こんにちは。
今回は、江戸の人口について書きます。
今現在、東京の人口は約1,300万人ほど。
23区に絞ると1,000万人ほど。
そう!東京は世界の中でも有数の
沢山の人達が集まる都市です。
では、江戸はどうだったのでしょうか?
幕府による人口調査が初めて行われたのは、
享保6年(1721年)です。
その時の調査によると、
町人人口は50万人ほど。
57万人に到達しますが、
大半は50万人前後で推移していたようです。
そして、武士人口。
こちらは江戸藩邸に住む大名やその家臣など、
変動があるため正確なものはありませんが、
50万人ほどと想定されているそうです。
すると、町人50万人+武士50万人で、
江戸人口は100万人ほどでした。
これは、
1801年のロンドンは86万人、パリは54万人
と世界で比べてもズバ抜けて多い人口だそうです。
でも、今の23区の人口と比べると、
10分の1くらい。
住みやすそうだなとか、
その人口なら満員電車に苦しまなくてもいいななんて一瞬思いましたが、
昔は高層マンションやビルなどないですから、
窮屈具合はさして変わらないかもしれないですね。
この浮世絵を見てもすんごく人いますし。