蔵前の富豪達
こんにちは。
浅草から少し南に隅田川を下っていくと
『蔵前』という地名の街があります。
ここは、江戸時代幕府の米蔵があり、
各地から集めた米を旗本や御家人など
幕府勤の人達に給料として分配するために
保管していたそうです。
米蔵の前にある街だから
『蔵前』です。
そして、ここに住み
武士から米を受け取り、
現金化する仕事をしていたのが
『札差』と呼ばれる人達。
この人達、とっても商売上手で
蔵米を担保に手形を発行し、
お金に困った武士にお金を貸す
金貸業を始めます。
お金に困った武士達が利用する事で
札差達は大儲け。
後に彼らは『十八番大通』と呼ばれて、
歌舞伎のスポンサーになったり、
吉原で豪遊したり江戸屈指の富豪になっていきました。
いつの世も儲かるのは金貸ですね。
そんな想いにふけりながら
蔵前のとあるカフェで一休憩。
ここ結構オシャレですよ!