江戸で食う肉!
こんにちは。
お江戸俥夫の大輔です。
あなたは『肉』好きですか?
焼肉、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、
豚カツ、、、
どれも大好きなものばかりです。
しかし、江戸時代は肉食禁忌の意識が高く
あまり公に肉食ができませんでした。
肉なしの食事、なかなか想像ができません…。
そこで獣肉料理屋が出した看板が
『山くじら』です。
それから今でも呼び方が残っている
『牡丹鍋』ー猪肉
『桜鍋』ー馬肉
『紅葉鍋』ー鹿肉
です。
これらは獣肉食をあまり公にしないように
付けられた名前だそう。
それでも人の肉を食べたい欲は強いもので
天保期以降は獣肉食が盛んになっていき、
将軍や役人への贈答品として牛肉が
用いられることもありました。
『料理集』にも牛肉料理が登場します。
しかし、そこには注意書きがあり
『食すれば百五十日の穢れ』とありました。
さて、僕たちには一体何日分の穢れが
溜まっているのでしょうか?