お江戸の学校

江戸検1級を取って学んだ「江戸の歩き方」「偉人達の生き様」を紹介します。歴史好きはもちろん、歴史が苦手な人にも楽しくわかりやすくお伝えします。

江戸の”モテる男”が密かにやっている事

「かっこいい男になる」

 

これはどの時代をみても

男達の永遠のテーマです。

 

今回は特に江戸時代中期以降の

町人達のが持つ

「かっこいい男」とは何か?

に迫りたいと思います。

 

この記事を読むことで

気になる女子をキュンとさせる事が

できるかもしれません。

 

江戸時代中期頃より、

江戸のモテる町人達が

最も大切にした美意識は

「粋」です。

 

粋とは、総合力です。

 

率いるグループに対する統率力や資金力

目下の者への包容力

仕事や事件での「情」を含む判断力

 

これらはもちろん大切な要素ですが、

最も大切なのは

これらをいかに見せず

でも、さりげなく見せるか?です。

 

例えると

雨宿りをしている女性に対して

「雨ですねぇ」と話し掛けるのではなく

何も言わず傘を差し出して、その場を立ち去る感じです。

 

そう考えると

となりのトトロ」のかんた君は

粋な男です。

 

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あっ、でも、くれぐれも

見ず知らずの女性にはやらないようにしてください。

 

粋どころか恐怖です。笑

 

だ、だれあの人??傘に隠しカメラでも仕込まれてる?

みたいな気持ち悪さが出てしまいます。

 

 

さて、話を戻します。

江戸時代、町人達から「粋」の代名詞的存在だったのが、

花川戸助六」です。

 

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十二代目市川團十郎2014年2月19日発売号 演劇出版社参照)

 

助六所縁江戸櫻」という演目の主役で、

揚巻という懇意にしている花魁と

その揚巻を狙う髭の意休という敵役との

やりとりを描いた歌舞伎の代表作です。

 

江戸っ子達にとって

花川戸助六は粋の塊でして、

江戸っ子達は助六のファッションを

積極的に取り入れました。

 

ポイントを4つにまとめましたので、

是非ファッションの参考にしてみてください。

 

1、ベースは渋い色

助六は黒羽二重の着流しをしています。

 

江戸っ子達は黒や茶、紺などの渋い色を好みました。

 

2、勝負色

頭に紫の鉢巻を巻いています。

 

今も勝負下着と呼ばれる攻めの色の下着を身につけたりしますが、

江戸時代も意中の人を落とす時に

ワンポイントとして勝負色を身につけていたそうです。

 

特に男性は紫、女性は紅色でした。

 

3、こだわりの裏地

こだわりの紅絹の裏地です。

江戸っ子のオシャレは常にさり気なくです。

 

特に裏地へのこだわりは強く

裏地へのこだわりのない田舎侍は

「浅黄裏」と呼ばれ馬鹿にされました。

 

4、オシャレは足元から

桐の下駄を「タタン!!」と響かせて、

颯爽と現れる姿に江戸っ子達は惚れ惚れしました。

 

いかがでしたか?

心も見た目も粋な男を目指したいですね。

 

 

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吉原遊郭について書いてみました。

やっと書き終えました。。。

 

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昨年末、浅草の観光ブックを無料で出版させていただきましたが、

今回はそれに続く第二弾を出させていただきます。

(今回はすみません。。。200円だけ頂戴してます。)

 

第二弾は「向島・吉原編」です。

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向島は、スカイツリー近くの隅田川沿いで

対岸の賑やかな浅草とは反対に江戸時代は田園風景が広がり

料亭なんかも多くあった風光明媚な場所として、

文人墨客に愛されたエリアです。

 

吉原は言わずと知れた幕府公認の遊郭

江戸時代の男性たちはもちろん、

女性たちも憧れる華のあるエリアです。

 

そんな二つのエリアを

まるで実際に歩きながらガイドするように

写真も多く取り入れながら執筆させていただきました。

 

まだ若干早いですが、

桜が咲いたときにこのルートを歩くと最高かなと思います。

 

観光を楽しみたい人はもちろん、

江戸検勉強中の人も、

インバウンドのお客様を案内するガイドの人にも

楽しめる内容になっております。

 

是非お手にとってみてください!

 

購入はこちらから↓

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吉田松陰が説く。あなたが今、学ぶ理由とは?

今回は

「あなたが今、学ぶ理由」

について書きます。

 

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 この記事は

・何か現在の状況に絶望をしていて、前向きになるのが難しい人

・何か仕事やプライベートでミスをしてしまい、自己卑下に陥っている人

・家族や友人、同僚、部下に上記のような人がいる人

に向けて書いています。

 

この記事を読むことで

・どんな逆境においても学び続けることの必要性を感じ

・今日から再び前向きに人生を推し進めていく

きっかけを得ることができます。

 

 

引用させていただく言葉は

幕末の志士・吉田松陰著の「講孟余話(こうもうよわ)」の一節です。

 

講孟余話とは?

嘉永7(西暦1854)年10月24日に吉田松陰アメリカへの密航を謀り、

その罪で山口県の萩にある野山獄に投獄されました。

 

それ以降ものすごい勢いで、

読書と執筆を続けた中の代表著書が講孟余話です。

 

これは古代中国の「孟子」という古典を講義した際、

松陰自身の解説や意見を盛り込んだ余話という意味です。

 

その最初の部分で、

投獄されている中でも学び続ける理由を綴っています。

 

当時、一度投獄されると釈放される見込みは

ほぼゼロです。

 

さらに、投獄される理由も様々で

家族や親戚から厄介者扱いをされ、

やる場所に困り投獄されるケースもあったほどです。

 

そんな現代以上に絶望的な獄の中で綴った一節です。

 

講孟余話 「尽心」上・首章

今日の読書こそ真の学問と云ふものなり。

昔、漢の夏侯勝(かこうしょう)・黄覇(こうは)、両人獄に下る。

夏侯勝は儒者なれば、黄覇、夏侯勝に学問を授かり度き由を云ふ。

勝云はく、「遠からず罪死に遇ふべき身分の、学問は入らぬものなり」と。

覇云はく、「朝(あした)に道を聞かば、夕に死すとも可なり」と云ふこともあれば、

是非とも授かり度し、と申せし故、勝も其の辞(ことば)に感じて遂に授けしに、

三年の間、獄中にて議論怠らざりしが、

後、大赦(たいしゃ)に因りて両人共に獄を出て、再び官に登りし、と云うことあり。

両人獄に在る時、固(もと)より他日の大赦は夢にも知らぬことなり。

然れども道を楽しむの厚く、学を好むの至り、斯(かく)の如し。

今、吾が輩両人、亦此の意を師とすべし

 

解説

投獄され絶望的な状況における読書こそが、

”本当に学問をする”ということです。

 

その理由を漢の獄人二人のやり取りを元に説かれています。

 

二人は儒者の夏侯勝(かこうしょう)と黄覇(こうは)という男なのですが

彼らは近々、死罪を受けるが決まっています。

 

ある日、黄覇は夏侯勝が儒者であることを知り

学問の教えを乞いに行きました。

 

しかし、死をただ待つ身である夏侯勝はこう言いました。

 

「遠からず死罪を受ける身なので、

我々はこれ以上、学ぶ必要はありません。無駄です。。。」

 

それに対して、黄覇はこう言いました。

 

論語には

『もしも、ある日の朝、正しい生き方を知ることができたら、

その日の夕方に死んでも悔いはない』

とあります。ですので、私は死罪を受ける身ですが、

是非とも今、学問を教えていただきたいです。」

 

それ以来、二人は獄内で講義や議論を繰り返し

学問を怠りませんでした。

 

三年後のある日、

突然皇帝から人々の罪を軽くするという命令が出ました。

 

こうして二人は思いがけず釈放をされ、

再び社会で活躍するようになりました。

 

松陰はこの話を元に

投獄されている自分達の身に置き換え

周囲の獄人達にも語りかけていったのでした。

 

 

 

もし今のあなたの学ぶ理由が、

名誉や物質的に豊かになるためであれば

それはかなり外部に依存しています。

 

人生には、必ず良い時も悪い時もあります。

それは、前向きに努力をされている人にも同様です。

 

ですので、外部に依存している人は

逆境の時は、必ず落ち込みます。

自分は価値がない人間だと自己卑下をします。

 

それはやめましょう。

いくら努力したって結果が出ないときは出ません。

 

結果なんて、

自分自身でコントロールできるものではありません。

 

いくら気を遣っていても

クレームをもらう時はもらうんです。

 

誰よりも努力していたって

トップになれない時はなれないんです。

 

いくら人に愛情を注いでも

裏切られる時は裏切られるんです。

 

いくら健康に気を遣っていても

死ぬ時は死ぬんです。

 

もう外部に依存するのは辞めましょう。

 

それよりも大切なことは

「正しい生き方」を追求し学び続けることです。

 

人から理不尽に怒られても

相手に対して丁寧な態度を取り続けられるかどうか?

 

ライバルに先を行かれても

ライバルの失敗を願わず自分自身の最善を尽くせるかどうか?

 

人から嫌われても

相手に対して愛情を注ぎ続けられるかどうか?

 

死ぬとわかっていても

毅然とした態度で自分の人生を大切にできるかどうか?

 

それを学び続けることが

大切と吉田松陰は教えてくれています。

 

今日も学び続けましょう。

 

 

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長州ファイブゆかりの地

萩市主催の「長州ファイブゆかりの地を巡るツアー」に参加してきました。

 

主に時代背景は明治維新後だったので、

知らないこと、というかティープ過ぎる内容でかなり楽しめました。

 

まず、長州ファイブについて少し説明すると。。。

 

長州ファイブは幕末に長州藩を脱藩し、

横浜から上海、そしてイギリスへと

西洋の最先端技術を学びに行った

5人の事を指します。

 

その5人とは…

・初代総理大臣、伊藤博文

・初代外相、井上馨

・鉄道の父、井上勝

・工学の父、山尾庸三

・貨幣局長、遠藤謹助

です。

 

今回のツアーでは東京、横浜にある

彼らゆかりの場所を巡りました。

 

まず、待ち合わせしたのは

東京駅丸の内駅前広場内井上勝銅像

 

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大正3年に建てられましたが、

戦時中の金属供出や、東京駅舎の工事などのため再三撤去されていましたが、

平成29年、萩市からの懇願もあり再び設置されることになりました。

 

次に向かったのが、

旧新橋停車場です。

 

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日本最初の鉄道は明治5年に品川~横浜間に仮開業した後、

同年9月に起点駅となる新橋停車場の開業に伴い正式開業を果たしました。

 

現在のものは、平成3年の発掘調査の際

見つかったプラットフォームや駅舎の礎石の上に復元されたものです。

 

開業式には鉄道の父・井上勝はもちろん、

明治天皇もお越しになったそうで

日本の鉄道に対する本気ぶりが伝わります。

 

続いて

国会議事堂にある初代総理大臣伊藤博文銅像

に会いに行きました。

 

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しかし、すみません。

撮影できる場所が限られすぎていたため

博文さんの銅像の写真は撮れませんでした。

 

さあ、まだまだ移動します。

続いて工部大学校跡碑です。

 

すみません。

ここもバスから見ただけなので

写真はないです。汗

 

工学の父・山尾庸三の建議を受け、

日本の工学技術教育を目的として建てられた学校です。

 

当時日本にはまだ工学はなく

周囲からも「工学のない日本で学校を作る必要はない」と

反対をされていたそうです。

 

しかし、庸三は

「人を作れば、必ず日本の工学を作ってくれる人が現れる」

という旨のこと言い

この学校を作ったそうです。

 

明治維新期の日本人の近代化に向けた

熱意は凄まじいです。

 

食事は八芳園です。

 

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長州ファイブの一員ではありませんが、

ここも実は萩出身の実業家である

久原房之助が所有した土地だそうです。

 

房之助は日立製作所日産自動車日立造船など

現在にも残る大手企業の設立に関わった人物です。

 

日本列島の端っこにある、あんな小さな街から

本当にたくさんの偉人達を輩出している萩に改めて感服しました。

 

そして午後は移動しました。

着いた先は

横浜の英一番館跡です。

 

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ここは外国商社としての

第一番目の建物があったことから名付けられています。

 

その商社は

ジャーディン・マセソン商会です。

 

長州藩に西洋の最先端の武器を売った会社であります。

これによって、幕末の力関係が大きく変わって行きました。。。

 

また、長州ファイブの密航を支援し、

船に乗ったのもこの辺りだそうです。

 

最後に訪れたのは、

伊藤博文金沢別邸です。

 

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明治31年伊藤博文が建てた別荘を

平成21年に復元したものです。

 

当時から金沢のあたりは風光明媚な場所で

特に夏は避暑地的な場所として、多くの著名人達が

ここに別荘を建てたそうです。

 

今回訪れたのは冬だったので、

なかなかの寒さでしたが、

建物の床暖がありがたかったです。。。

 

以上、ざっくり解説付きで

今回のツアーで巡った場所を紹介させていただきました。

 

機会あれば、是非足を運んで見てください。

 

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成人の日を終えて

こんにちは!

お江戸車夫のだいすけです。

 


昨日は成人式でした。

 

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あの頃の僕は、

毎日遊んで楽しかったけど…。

 


コンプレックスの塊みたいに

人の目ばかり気にして、

何か失敗すると自己嫌悪に

陥っていたのを覚えています。

 


今回は色んな想いを抱えているであろう

成人式を迎えた方々にも役に立つ

吉田松陰の贈ります。

 


(最近吉田松陰の言葉の引用が

増えました…。)

 


これは元服を迎えた甥っ子宛てた

手紙の一節です。

 


タイトルは士規七則。

 


武士の武士たる者の生き方について

綴った内容です。

 


僕らは武士ではないですが、

人として、社会人としての在り方の

参考になったらと思います。

 


士規七則の中の一文

凡(およ)そ生れて人たらば、

宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし。

 


蓋し人には五倫あり、

而(しこう)して君臣父子を

最も大なりと為す。

 


故に人の人たる所以は忠孝を本と為す。

 

 

 

 


ざっくり解説

人として生まれたなら獣との違いを理解しなさい。

 


人には五倫があります。

五倫とは人の常によるべき五つの道のこと。

①君臣の義

②父子の親

③夫婦の別

④長幼の序

⑤朋友(ほうゆう)の信

 


その中で君臣の義と父子の親を最も大切にしなさい。

 


それ故、人の人である理由は忠孝、つまり上司への忠実さ、親への孝行です。

 

 

 

 

という感じです。

 

たまに見かけますけど、

周りへの配慮なくキレる人や

自己を優先して周りに迷惑をかける人。

 


こういう人は、吠え散らかす犬や

エサに群がる鳩以下という事ですね。

 


例を挙げた犬や鳩にも

失礼だったかもしれません。

 

 

 

人が人である理由は…

 


何かに優れた能力を持つ事でも、

お金、名誉、権力を持つ事ではなく、

周りへの思いやりや愛情を与える事

なのではないでしょうか?

 

 

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好きなことで生きていく

こんにちは。

お江戸車夫のだいすけです。

 

近頃の僕は、江戸検の勉強で学んだことや

江戸の楽しみ方をブログに書いています。

 

他にも、本を出版してみたり、

人力車を引っ張ったりしながら

結構気ままに好きな江戸を

アウトプットさせてもらっています。

 

でも常に頭のどこかにあります。

『ただの江戸好き』が

仕事になるのかを。

 

もちろん、現在は人力車を仕事として

引かせてもらっているのですが、

雇われです。

 

その他に自分の事業として仕事にできている、

つまりお金を稼げていることは、

ほとんどありません。

 

一方で、これからの時代は、

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「好きなことだけで生きていく」

「好きな事を仕事にしないと仕事がなくなる」

「好きなことが仕事になる」

などなど。。。

 

世間で言われているのを

少なくとも独立に興味のある人は

聞いた事があるでしょう。

 

でも、それ本当でしょうか?

 

そんな僕の個人的な興味から

今回は実際に「歴史」を仕事にされている

歴史好きの方をリサーチしてみました。

 

6名をピックアップさせていただきましたので

一人づつ紹介したいと思います。

 

 

No.1 白駒妃登美さん

「株式会社ことほぎ」を2012年に

設立されて講演や書籍の出版を始め、

塾なども運営されている方です。

 

一度講演にも行きましたし、

本も読ませていただきました。

とーってもエネルギーがある方で、

本も面白いです。

http://kotohogi2672.com

 

 

No.2 堀口茉純さん

お江戸ル”ほーりー”という愛称で

親しまれている史上最年少で

江戸文化歴史検定1級に合格した方です。

 

ラジオ、テレビに出演されている他、

書籍の出版もされています。

 

少しお堅いイメージのある江戸を

誰にでもわかりやすく楽しく

解説してくださります。

https://hoollii.com

 

 

No.3 童門冬二さん

僕が最もお世話になった歴史小説家。

違う時代の話を現代に擦り合わせながら

上手に表現をしてくださるので

非常にわかりやすいです。

https://www.amazon.co.jp/童門-冬二/e/B001I7GZEY

 

 

No.4 山口秀範さん

株式会社寺子屋モデルの代表取締役

講演や書籍の出版をされている他、

寺子屋の先生養成講座を運営されており、

僕もこの講座の卒業生の一人です。

http://www.terakoya-model.co.jp

 

 

No.5 藤尾秀昭さん

株式会社致知出版社代表取締役社長。

月刊「致知」の編集発行の他、

セミナー運営や書籍、CD、DVDの

製作販売もされています。

https://www.chichi.co.jp

 

 

No.6 鈴木智博さん

有限会社ベルウッドクリエイツ代表取締役

プロジェクトとして戦国魂を設立。

 

オンラインショップをはじめとして、

地域活性化コンサルティング

イベント企画など幅広く展開されています。

http://www.sengokudama.com/index.html

 

 

 

 

 

どの方も、手に届きそうもない大先輩ですが、

こうやって歴史好きを生かして

お仕事をされている人を見るのは

とっても励みになります。

 

そして、やはり講演や書籍の出版が

メインのようですね。

 

ただ、ベルウッドクリエイツの鈴木智博さんは

少し違うジャンルで、オンラインショップや

コンサルティングとかなり興味深いです。。。

 

やっぱり生き方のお手本となる偉人を

探す事が大事なように、

事業のお手本となる先輩を

探すことも大事ですね。

 

 

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吉田松陰から学ぶ「仕事に向かう姿勢」

おはようございます。

お江戸車夫のだいすけです。

 

正月休みも終わり

今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか?

 

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今年こそは!という目標を掲げている人、

また同じような毎日が始まる。。。という人、

色んな感情を抱いているのではないでしょうか?

 

そんなあなたへ

背中を押してくれる吉田松陰の言葉を紹介いたします。

 

跋自書産語語(じしょさんごのごにばっす) 

糞水(ふんすい)を掬(きく)さざれば善農と成る能(あた)わず、

筋脈(きんみゃく)を断たざれば善工と成る能わず、

肩背(けんはい)を傷(やぶ)らざれば善賈(ぜんか)と成る能わず、

死地を踏まざれば善士と成る能わず。

 

(通釈)

糞水を両手で汲み取ることができないようであれば善い農家となることはできず、

筋を切ってしまうくらいの働きがなければ善い職人となることはできず、

肩や背中を傷つけるくらいの働きがなければ善い商人となることはできず、

生死の境、助かる望みのない状況を経験しなければ善い武士となることはできない。

 

 

 

これは実は儒学者・太宰春臺の「産語」の中の言葉です。

 

安政四年(1857)に松陰がこれを

馬島甫仙と品川弥二郎のために講義した際に、

二人とも特に感銘を受けた言葉で、

松陰がこの言葉を書き与えたものです。

 

この言葉を噛み締めてみて、

「自分ってまだまだだな。。。」

って思いました。

 

でも、それと同時に

「もっとできる!」

っていう自分への可能性を感じさせてくれる言葉

でもあると思いました。

 

あなたはどんな感想を持ったでしょうか?

 

僕がもう一つ感じたことで注意しなければいけないのが、

”無駄に”糞水を掴んだり、筋を切ったり、肩や背中を切ったり、

武士においては無駄に死んだりしてはいけないということです。

 

その激しい行動が

結果につながるものでなければいけません。

 

あなたの周りにもいますよね?

 

特に結果も出していないのに

残業をして忙しいアピールをしている人。

 

こういう人は

結果を出すプロセスが見えていない

もしくは、結果を出すことに興味がない人です。

 

気をつけてください。

 

あなたも今の行動がどう結果に結びついているのかが

十分リサーチできていなければ、

気づかぬうちに「アピール人間」になってしまう

可能性があります。

 

結果へのプロセスを

十分リサーチした上での激しい行動。

これが一番大事です。

 

さぁ、仕事頑張っていきましょう!!

 

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新年ですし、吉田松陰の志の立て方について綴ってみました。

明けましておめでとうございます。

ご挨拶遅れましたが、本年もよろしくお願い致します。

 

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正月の浅草は門前が

歩行者天国になるほどの賑わいで

浅草七福神巡りや、上野・両国周辺を

人力車にてご案内させていただいていました。

 

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正月の浅草はこんな感じです。笑

三ヶ日も終わり、ようやくひと段落です。

 

今回は新年の決意を固めるため、

吉田松陰の語る「志」について書きます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天地の大徳、君父の至恩、

徳に報ずるに心を以ってし、

恩に復するに身を以てす。

此の日再び難く、此の生復(ふたた)び難し。

此の事終へずんば、此の身息まず。藤寅

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

通釈

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天地には大いなる徳があり、君父にはこの上もない深いめぐみがある。

天地間に存する至高の徳に報いるには、真心をもってすべきであり、

君父の深いめぐみには、全身を賭して報いるべきである。

今日という日は再びめぐってこず、この一生も二度とはこない。

報恩のこと成し終えなければこの身を終えることはできない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

これは安政3年10月に書かれた

「丙辰幽室文稿」の中の一文です。

 

この時期にちょうど松下村塾にて

講義を始めていて、

沢山の門下生を育て、

志をより大きくしていきました。

 

 

吉田松陰の思想は、

常に「徳に報いる」事です。

 

徳に報いるためには、

まずその徳を感じる心がなければいけないし、

報いるための、

具体的な行動をしなければいけません。

 

これがつまり、「志」です。

 

そして、上記の最後の一文には、

「報恩のこと成し終えなければこの身を終えることはできない」

とあります。

 

つまり、徳に報いることは

生きる上での義務ということです。

 

うーん。とっても身が引き締まります。

 

 

現代はすでに沢山の選択肢が

僕達には与えられていて、

自由な生き方ができます。

 

 

もちろん、

自由に生きて結構!

夢を語って結構!

 

ですが。。。

どの時代においても

吉田松陰の「志」に対する考え方を

忘れてはいけないと思います。

 

 

ちなみに僕の志は、

吉田松陰をはじめとする江戸時代の様々な偉人達や

その偉人達が残してくれた文化、歴史を

「今を生きる」方々に伝える事。

 

そして、今までより、

少しでも自分自身や周りの環境に誇りを持って

前向きに楽しく生きる人を増やす事です。

 

あなたの志はなんですか?

 

 

 

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浅草観光をされる方、必見です!!

2018年も今日で終わり。

年末をどうお過ごしでしょうか?

 

私、お江戸車夫のだいすけは

今日も浅草を人力車で駆け巡っております。

 

正月休みは世間の方々の

正月休みが終わってからですね。

 

さて、今年最後のブログでちょっと宣伝です。

 

これから江戸に関する色々活動を

していきたいなと思っていることの一つが

執筆活動なのですが、

それを試しにやってみました。

 

浅草のプチ観光ブックを出版してみました。

 

p.booklog.jp

 

試しにやってみたので、「無料」です。

でも、良い物を書きたいと思ったので、

結構真剣に書きました。

 

浅草を観光する方にはもちろん!

ガイドさん、添乗員さん、通訳案内士さんなど、

仕事として浅草を紹介されている方にも

是非読んでいただきたいです。

 

 

パブー(http://p.booklog.jp)というサイトを

使ってやってみたのですが、

こんなにも簡単にできるんですね。

 

あまりの簡単さに、

本当に個人で活動しやすくなっている時代だとつくづく思いました。

 

是非何か伝えたいことやノウハウのある方、

出版してみてください。

 

これを機に今後も

執筆活動をしていこうと思います。

次は江戸検1級対策の非公式問題集かな。

 

最後になりますが、

これ無料なので是非手にとってみて下さい。

 

p.booklog.jp

 

 では、みなさん良いお年を~!!

大晦日にキツネが向かう先

こんにちは。

お江戸車夫の大輔です。

 


まずこちらの浮世絵をご覧ください。

 

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これは歌川広重による名所江戸百景の一つ

「王子装束ゑの木大晦日の狐火」です。

 

 

晦日の夜になると、関東の稲荷総司である王子稲荷神社の元に

関八州の狐達が集まってくるという伝承が古くからあります。

 

 

その際、狐達はその付近にある古い榎の近くで衣装を直し王子稲荷にお参りをしたそうで

この浮世絵はその榎に集まる狐達を描いています。

 

 

地元の人たちは、その榎に集まった狐の数で翌年の豊凶を占ったそうです。

 

 

そんな伝承が、近年復活し今回で26回目を迎えようとしています。

https://kitsune.tokyo-oji.jp

 

 

参加者たちは大晦日、各々狐のメイクを施して

装束稲荷神社から王子稲荷神社まで行列をします。

 

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装束稲荷神社

 

 

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王子稲荷神社

 

 

遊び心を交えて、大切な伝統を継承していく

その心がとても素敵だと思います。

 

 

ものすごく見に行きたい気持ちが山々なのですが、

僕はちょっとお仕事で見にいけなそうです。

 

 

今年の大晦日、もしどなたか行かれる方がいたら感想などいただけると嬉しいです。

秘伝??江戸検1級合格方法

メリークリスマス!!

お江戸車夫の大輔です。

 

今回はクリスマスということで。。。

僕の江戸検1級の勉強方法をプレゼント致します!!笑

 

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ただ残念ながら、

これを全てこなした所で

合格できるかわかりません。。。

 

 

なぜなら「出題範囲」を見たらわかります。

 

『「出題範囲」

テキストの「江戸博覧記」から5割

今年のお題から2割(第13回は「江戸のヒロインたち」)』

 

あれ??

残りは3割は??

 

謎です。。。

 

しかも、合格基準は。。。

100点満点中80点以上です。

 

 

そうなんです。。。

 

出題範囲を全て網羅しても

7割しか取れず合格できないのです!!

 

僕も過去問10年分やりましたが、

毎年Googleさんに聞いても

なかなか検索に引っかからないような(時にはいくら探しても出てこない。。。)

本当にわけわからない問題が出ます。

 

 

ですので無責任ですが、

下記にあげる僕の勉強量では合格できないかもしれない!!

くらいに思ってください。笑

 

 

「使った本」は以下の通りです。

1、江戸博覧記ー間違いなくこれは外せません。読みすぎて何回読み返したかわかりません。

2、江戸のヒロインたちー今年のお題でした。

3、大江戸快人怪人録ー2,3回読みました。

4、これが本当の「忠臣蔵」ーこれは2回読んだかな。

5、徳川将軍15代ー2,3回読みました。

6、大江戸剣豪列伝ー2,3回読みました。

7、江戸の名所ー9割型足を運びました。

8、江戸の子育て読本ーこれは2回読んだかな。

9、疾走!幕末・維新ー去年のお題でした

10、江戸の絵師「暮らしと稼ぎ」ーこれは2回読んだかな。

11、江戸の災害と復興ー第11回のお題でした

12、将軍と大奥 江戸城の「事件と暮らし」ー2,3回読みました。

13、江戸の祭礼と歳事ー第10回のお題

14、江戸の食文化 「和食の発展とその背景」ー2,3回読みました。

15、江戸時代人名控1000ー辞書的に使うのではなく2回読みました。

16、ビジュアルNIPPON 江戸時代ー2回読みました。

17、「図解」江戸吉原の本ー2,3回読みました。

18、近世風俗志1から3巻ーサクッと掻い摘んで読みました。

19、殿様の通信簿ー「土芥寇讎記」の内容が書いてあるので役に立ちました。

 

その他、東京江戸博物館の図書館も利用させていただき「都化粧風俗伝」関係の本を読みました。

 

大半が江戸検が出している本を読みました。

いいお客さんになってちょっと悔しい気もしましたが、相手もビジネス!

まんまとその手に乗ってやろうと思ってたくさん本を買いました。笑

https://www.edoken.jp/book/

 

 

過去問は第3回から第12回までの10年分

神保町にある書泉グランデで購入できます。

https://www.shosen.co.jp/grande/

 

 

よく使わせていただいたネットの情報は

ウィキペディアと「浮世絵のアダチ版画」さんのオンラインストアです。

https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/

購入させていただいだ訳ではないのですが、

浮世絵の説明書きが細かいので読ませていただきました。

 

 

勉強期間は、去年2、3級のダブル受験をしてそのまま継続したので

1級の勉強としては丸1年、江戸検の勉強としては1年2ヶ月くらいぶっ通しでやっていました。

テスト1週間前は仕事はせず勉強だけしました。

(僕は人力車車夫なのでこういう融通は利きやすいです。)

 

あとは単語帳も活用しました。

読んだ本にマーカーを引いてそこから自分で問題を作るってことをやってました。

70問作れる単語帳を30個くらい作って、テスト前までに全部解けるようにしました。

 

使った単語帳はこちら↓

https://www.amazon.co.jp/dp/B007C0MFMC/ref=asc_df_B007C0MFMC2555493/?tag=jpgo-22&creative=9315&creativeASIN=B007C0MFMC&linkCode=df0&hvadid=220047659902&hvpos=1o3&hvnetw=g&hvrand=7145595038796920655&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1028851&hvtargid=pla-455867162380

 

 

周りに江戸検1級取ったら人がいないので、これが効率がいいのか悪いのかわかりませんが、

ざっとこれくらいはやりました。

 

改めてやったことをリストアップすると「自分頑張ったな」って思いますが、

でも全部楽しかったです。

 

是非江戸好きの1級チャレンジャーは参考にしてみてください!

 

では、良いクリスマスを~♫

江戸検1級合格しました。

こんにちは。

お江戸俥夫の大輔です。


久しぶりの投稿になってしまいました。


実はその間、
江戸文化歴史検定一級の勉強をして、
その結果を待っておりました。


結果は…


84点でなんとか合格できました!!

 

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毎年4〜5%くらいの合格率なのですが、
今年はどれほどだったのか受験者データが
公表されるのが楽しみです。


今後は自称『お江戸の専門家』として(笑)
このブログを通じて、
江戸の楽しみ方や江戸を生きた人達の生き様を
沢山の方にお届けできればと思っております。


これから江戸検定を受けられる方は
よければ今まで僕が投稿してきた記事を
参考にされてください。


では近々また投稿致します!

江戸のファッションリーダー

こんにちは。


お江戸夫の大輔です。

江戸のお洒落な女性達にとって
茶屋の看板娘、花魁、女形役者は
流行を創り出すファッションリーダーでした。

勝山髷や島田髷といった髪型や
吉弥結といった帯結びも
花魁や女形役者が創った
ファッションの一つです。

その中でも多くの流行を
生み出したとされるのが女形役者の
『2代目瀬川菊之丞(きくのじょう)』です。

菊之丞が舞台で身に付けた
色、帯結、髪型など様々が
江戸女子達の中でブームになりました。

菊之丞の俳名は『路考(ろこう)』といい、
『路考茶』『路考結』『路考鬢』『路考髷』
など、彼が流行らせたものには
今でも彼の俳名が付けられています。

今流行している物は200年後も
残されているのでしょうか?

そんな想いに耽りながら
懐に路考茶のネクタイをするとか粋ですよね。

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プレゼントはラクダ♡

こんにちは。


お江戸夫の大輔です。

文政7(1824)年、両国橋の西詰の辺りで
ラクダの見世物興行』が行われました。

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札銭(入場料)は32文(800円ほど)で
1日多い時で5000人もの人が集まる
盛況ぶりでした。

このラクダを日本に持ってきたのは
当時の長崎オランダ商館長だった
『ブロンホフ』という男でした。

でも実はブロンホフは見世物興行をするために
ラクダを連れてきたのではなく
お気に入りの遊女『糸萩』に贈ったもの
だったそうです。

しかし、
糸萩はラクダなんて飼えるはずもなく
その代銀のみ受け取り、ラクダは興行師に
売られていったという背景です。

ブロンホフは果たして
糸萩がラクダを喜んで飼ってくれる
と思って贈ったのか、

ラクダはあくまでも話題にして
糸萩にお金をあげたかったのか、
謎ですがなかなか常識外れな人物です。

ちなみにその後ブロンホフは
オランダから妻子を連れて来日しています。

その妻の『ティツィア』は
日本へ旅した初の西洋女性として
江戸中の注目を集め、西洋婦人画や人形など
こぞって作られました。

ブロンホフ…
話題作りの上手な男です。


江戸のマッド・ドクター

こんにちは。


お江戸夫の大輔です。

医療の発展によって
大幅に人類は寿命を延ばしてきました。

そしてこれからも更なる発展によって
もっと多くの人が健康に生きられる世の中を
誰もが望んでいると思います。

しかし、江戸時代の医療の発展は
まさに命懸けの業でした。

そんな中、18世紀中期に
『マッド・ドクター(狂った医者)』が
この世に生を受けました。

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彼の名は
華岡青洲(はなおかせいしゅう)』です。

青洲は欧米のエーテルクロロホルムより
約40年も早く麻酔薬を完成させ、
世界初の全身麻酔を行った人物です。

偉大な功績を残した青洲ですが、
それを完成するまでの過程がまさに
クレイジーです。

研究熱心な青洲は始め犬や猫を使って
実験を重ねました。

しかし、
それでは人間に使えるかわからない
ということで…

次はなんと!!
自分の母と妻を実験台にし始めたのです!!

しかも何度も…。

母は研究途中で身が持たず亡くなり、
妻は薬毒によって両目失明という有り様…。

そして遂に文化2(1805)年に
『通仙散(つうせんさん)』という
麻酔薬を完成させたのです。

偉大な功績ですが
愛する人を使って実験なんて
クレイジー過ぎる…。

今の自分達がいるのは
本当に過去の人達の壮絶な努力によって
あるのだと改めて実感しました。

感謝しなければなりません。