江戸限定ビジネス!
こんにちは!
今日は江戸にしかなかった商売についてお話しします。
現在は物流もネットも発達したため、
日本全国どこでも、
大差なく商売をしていると思います。
しかし、江戸時代は違います。
その地にどの身分の人が多いのかによって、
必要な商売も変わってきます。
武士の割合が約5割の江戸にしかなかった商売は…
『献残屋』です。
正月や祝い事などで貰ったものを売り、
それをまた贈呈用として販売する商売です。
品はのしアワビや干物など日持ちするものが中心でした。
なんとも有難味に欠ける…
と思いきや、
武士社会はコネクションが大事で、
贈呈品を毎回買っているとお金がかかって仕方がなかったので、
とても有難がられた商売でした。
勝手なイメージですが、
勢いのいい大阪の人に対して、
計算高そうに見える東京の人の性格は
武士社会の名残だったりするのかななんて思っています。