将軍様の娯楽
こんにちは。
囲碁は好きですか?
正直僕はあまりやったことないですが、
当時囲碁は庶民から将軍までが
楽しめる一大娯楽の一つだったようです。
特に初代の家康が囲碁を好み、
有力棋士に扶持(給料)を与え
碁所というものに任命しました。
10代の家治に限っては
囲碁に関する本まで出版するほど。
毎年11月17日には
江戸城内にて『御城碁』という
イベントを開催していました。
これは七段以上の棋士が
将軍の前で試合をするものです。
当時の棋士たちにとって
御城碁で試合をするのは、
高校野球で甲子園に出るくらい
名誉なことだったのではないでしょうか?
まさに憧れの舞台です。
そんな御城碁で19連勝の大記録を
打ち立てたのが『本因坊秀策』という男。
出ることだけでも名誉なのに、
そこで19連勝。
かつての名門PL学園も、
松坂時代の横浜高もビックリの大記録です。
どの分野にも驚くほどの記録があるものです。