一生に一度は行ってみたい
こんにちは。
お江戸俥夫の大輔です。
一生に一度は行ってみたい場所はありますか?
サクラダファミリア、モルディブ、ウユニ塩湖
などなど、色んな憧れがあると思います。
江戸時代、誰もが一度は行ってみたい場所は
『伊勢神宮』でした。
老若男女貧富問わず様々な人が訪れ
享保3(1718)年の記録によると
1月から4月中旬までで、
42万7500人もの参拝者が訪れたそうです。
そんな中、ちょっぴり変わった参拝者も
訪れた記録があります。
それは『白い犬』です。
犬!!です!!
この犬は伊勢には行けない人のための
会津からの代理参拝者でした。
犬の首にはちゃんと伊勢参りの旨を書いた
木札と旅のお金として路銀をかけられて
会津から出発をしました。
そしたら約一年後に、
伊勢神宮のお札をちゃーんと首から下げて
会津に帰還したそうです。
(参拝客の宿泊の世話をする人)の
努力もあってのことですが、
『微笑ましい話』として広く伝わりました。
それにしても
白い犬はGood jobです!