お江戸の学校

江戸検1級を取って学んだ「江戸の歩き方」「偉人達の生き様」を紹介します。歴史好きはもちろん、歴史が苦手な人にも楽しくわかりやすくお伝えします。

吉田松陰から学ぶ「仕事に向かう姿勢」

おはようございます。

お江戸車夫のだいすけです。

 

正月休みも終わり

今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか?

 

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今年こそは!という目標を掲げている人、

また同じような毎日が始まる。。。という人、

色んな感情を抱いているのではないでしょうか?

 

そんなあなたへ

背中を押してくれる吉田松陰の言葉を紹介いたします。

 

跋自書産語語(じしょさんごのごにばっす) 

糞水(ふんすい)を掬(きく)さざれば善農と成る能(あた)わず、

筋脈(きんみゃく)を断たざれば善工と成る能わず、

肩背(けんはい)を傷(やぶ)らざれば善賈(ぜんか)と成る能わず、

死地を踏まざれば善士と成る能わず。

 

(通釈)

糞水を両手で汲み取ることができないようであれば善い農家となることはできず、

筋を切ってしまうくらいの働きがなければ善い職人となることはできず、

肩や背中を傷つけるくらいの働きがなければ善い商人となることはできず、

生死の境、助かる望みのない状況を経験しなければ善い武士となることはできない。

 

 

 

これは実は儒学者・太宰春臺の「産語」の中の言葉です。

 

安政四年(1857)に松陰がこれを

馬島甫仙と品川弥二郎のために講義した際に、

二人とも特に感銘を受けた言葉で、

松陰がこの言葉を書き与えたものです。

 

この言葉を噛み締めてみて、

「自分ってまだまだだな。。。」

って思いました。

 

でも、それと同時に

「もっとできる!」

っていう自分への可能性を感じさせてくれる言葉

でもあると思いました。

 

あなたはどんな感想を持ったでしょうか?

 

僕がもう一つ感じたことで注意しなければいけないのが、

”無駄に”糞水を掴んだり、筋を切ったり、肩や背中を切ったり、

武士においては無駄に死んだりしてはいけないということです。

 

その激しい行動が

結果につながるものでなければいけません。

 

あなたの周りにもいますよね?

 

特に結果も出していないのに

残業をして忙しいアピールをしている人。

 

こういう人は

結果を出すプロセスが見えていない

もしくは、結果を出すことに興味がない人です。

 

気をつけてください。

 

あなたも今の行動がどう結果に結びついているのかが

十分リサーチできていなければ、

気づかぬうちに「アピール人間」になってしまう

可能性があります。

 

結果へのプロセスを

十分リサーチした上での激しい行動。

これが一番大事です。

 

さぁ、仕事頑張っていきましょう!!

 

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