お江戸のセキュリティーシステム
こんにちは。
皆さん、ちゃんと家の鍵閉めましたか!?
ハッとされた方も、
大丈夫!と思った方も
今回は江戸のセキュリティーシステムに
ついてです。
実は江戸の町には町境ごとに
ちゃんと木戸が設置されていて
木戸番が町の治安を守っていました。
木戸は明け六つ(午前6時ごろ)に開けられ
夜四つ(午後10時ごろ)閉められました。
これ以降の往来人は潜り戸から通りました。
もちろんこの時も木戸番はいて、
拍子木を打って次の木戸番に
通行人の往来を知らせていたようです。
意外としっかりしてますね〜。
さらに木戸には自身番というのもいて
家守(地主の代わりに家屋の管理をした人)が
詰めて事務作業などをしました。
書役なんかも自身番屋に出勤して
町の算用もしたということで
町の事務所代わりにです。
給料は木戸番、自身番共に
町から支給されました。
極め付けに木戸番は副業も認められており
番屋で駄菓子、蝋燭、草履なんかも
売っていたそうです。
勤務をしながら
副業で稼ぐ木戸番恐るべし!